Gemini Storybookで絵本を作る
Gemini Storybook — for the stories only you could imagine
今日ご紹介する Gemini Storybook ですが、一言で言うと「10ページの絵本を作ってくれる」機能です。上記リンクからもアクセスできますし、スマートフォンやタブレットの場合はGeminiアプリからアクセス可能です。
さっそく作ってもらいます
試しに、今回はPCからアクセスして絵本を作成してもらいましょう。
https://gemini.google/overview/storybook からアクセスできます。
「Start your story」をクリックします。
下のチャット欄(Ask Geminiと書いてあるところ)に、どのような絵本を作りたいかを指示します。上の具体例が英語だったので、今回は試しに「Create a storybook that will help a 35-year-old pharmacist working at a Japanese pharmacy sleep peacefully at night.(調剤薬局で働く35歳の薬剤師が安眠できるような絵本を作成してください)」と英語で指示をしてみました。
すると、数分で10ページの絵本が完成しました。
英語で指示したので、英語で生成されました。日本語に翻訳した内容は以下のとおりです。
最後の処方箋が調剤され、最後のボトルが密封され、薬局の明かりが柔らかくなっていった。薬剤師のユイは、忙しい一日を無事に終え、安堵の息を漏らした。
外では街が子守唄を口ずさんでいたが、ユイの世界はゆっくりと流れていた。ひとつひとつの動作を慎重かつ穏やかに、彼女はワークスペースを整頓した。
自宅では、慣れ親しんだ小さなアパートの快適さが彼女を迎えた。お気に入りのハーブティーを用意すると、やかんが心地よい音色を奏で始めた。
温かい湯気がカップから立ち上り、ラベンダーとカモミールの優しい香りが漂った。ユイは深呼吸をし、一日の心配事を香ばしい霧に紛らわせた。
窓辺に向かうと、街の灯りが降るような星のように瞬いていた。小さな光のひとつひとつが物語であり、夢であり、広大な夜の中の静かなひとときだった。
ユイは、自分が調剤した小さな薬草のひとつひとつに込められた静かな強さ、慎重に行った計量、慰めを必要とする人たちに伝えた優しい言葉のひとつひとつに思いを馳せた。
優しい守護者である月が、彼女の部屋に銀色の光を投げかけていた。それは、どんなに忙しい生活の中でも、静かで平和なリズムが常にあることを思い出させてくれた。
彼女はベッドに体を横たえ、柔らかな毛布に心地よく抱かれた。一日の仕事は終わり、夜の休息が待っていた。
眠りに優しく引き込まれながら、ユイは明日が新たな試練をもたらすことを知っていた。静かで、深くて、夢に満ちた平和が。
そして薬剤師は眠った。彼女の心は穏やかで、心は軽く、新しい日の優しいささやきに備えていた。
細かいところに目を向けると、日本の調剤薬局の薬剤師のイメージとは少し違っているかもしれませんが、十分絵本になっています。
もっと細かく指示をすれば、日本の調剤薬局の薬剤師のように描写してもらえます。ぜひ色々試してみてください。
ちなみに、生成された絵本のストーリーを読み上げてもらうことも可能です。読み上げの音声は NotebookLM や Google AI Studio と同様、かなり自然で違和感は少ないです。これは、マルチモーダル処理に強みを持つGeminiの特徴が活かされている好例と言えるでしょう。
もちろん子供向けの絵本も作成可能
今回は調剤薬局で働く35歳の薬剤師向けの絵本を作成しましたが、もちろん子供向けの絵本も作成できます。
単に文章でプロンプトを入力するだけでなく、画像などを添付することも可能なので、以下のようなことも実現できます。
- 子供の描いたキャラクターのイラストを添付して、そのキャラクターが活躍する絵本を作成してもらう
- 家族旅行の写真を添付して、思い出をもとにした「家族冒険物語」を作ってもらう
- 飼っているペットの写真を添付して、ペットが主人公の冒険譚を作ってもらう
調剤薬局での活用シーン
普段の業務効率化という目的で活用するのは少々難しいかもしれませんが、以下のようなアイデアはいかがでしょうか。
1,小児向け服薬指導の絵本を作成する
用途:薬を嫌がる子どもに対して、薬を飲む大切さを楽しく伝える
プロンプト例:この粉薬の写真と、「おなかのバイキンをやっつけるヒーロー」という設定で、3〜5歳の子ども向け絵本を作ってください。
2.季節の健康トラブルに関する啓発ストーリーの作成
用途:夏の脱水症状、冬の感染症など、季節ごとの注意点を子どもにもわかる形で伝える
プロンプト例:「経口補水液の写真」と「水分補給の大切さ」をテーマに、動物キャラクターが登場する絵本を作成してください。
3.薬剤師が作成した資料にイラストやストーリーを加えて、患者説明用の絵本にする
用途:高齢者や小児の服薬説明で、難しい内容をやさしく伝える
プロンプト例:「OD錠の写真」+「口の中で溶ける薬の説明」を、猫のキャラクターが案内する絵本を作成してください。
こんなところでしょうか。
他にも、地域の方向けにイベントを開催されている調剤薬局であれば、地域の方を対象にした、生成AIを活用したイベントの企画にしても良いかもしれませんね。
Gemini Storybook、いかがだったでしょうか。
まずは無料で試すことができますので、みなさんもオリジナルの絵本を作ってみてください。


