AIとは?生成AIとは?
①AIとは?
AIは「Artificial Intelligence」の略で、日本語では「人工知能」と呼ばれます。
実のところ、「AIとは何か」という厳密な定義があるわけではないのですが、一般的には「人間の知的処理(音声認識、意思決定、視覚認識など)に相当する働きを行う機械やシステム」をAIと呼びます。人間で言うところの「脳」にたとえるとイメージしやすいでしょう。
AIの大きな特徴は、与えられた情報・データ・言葉を理解して学習し、その結果に基づいて様々な判断や予測・生成を行えることです。例えば、AIに「サワシリンカプセル250mg」の画像を多数学習させると、「これがサワシリンカプセル250mgだ」と識別できるようになります。この過程を「機械学習」と呼びます。
なお、AIは「知能」そのもののモデル(アルゴリズムや学習済みモデル)のため、基本的に調剤薬局のような現場で価値を発揮するには、電子薬歴やアプリケーションなどのシステムに組み込まれて使われるのが一般的です。たとえば「AIを電子薬歴に組み込み、薬歴情報から相互作用の可能性を検出する」といった使い方がイメージしやすいでしょう。
②それでは、生成AIとは?
生成AIは、テキスト・画像・動画・音声など多様な形式のコンテンツを、プロンプト(指示)一つで作り出せるAIです。代表例として、ChatGPT・Gemini・Claudeなどの大規模言語モデル(LLM)が挙げられます。画像生成のStable DiffusionやDALL·E、音声生成モデルなども生成AIの一種です。
従来のAIは「既存データの分析・分類・予測・推薦」を目的とすることが多かったのに対し、生成AIは「学習した膨大なデータのパターンや関係性を活用して、新しいコンテンツや価値を創出できる」点が大きな特徴です。特殊な技術を持っていなくても様々なコンテンツを生成することができることもあり、世界中に広く普及しています。
生成AIは非常に高度な技術で成り立っていますが、誰でも手軽に試せます。もちろん注意点(機密情報の取り扱い、誤情報の混入、著作権への配慮など)はありますが、仕事やプライベートでの活用余地は大きいでしょう。アイデア次第でさまざまな用途で活用することができます。
どのような生成AIの活用の仕方があるのかが知りたい方は、下記のページにまとめていますので、ぜひ一度ご覧ください。
調剤薬局で活躍するAIの例
- 受付のDXで活躍(https://www.nicho.co.jp/corporate/newsrelease/20250916_nr1/)
無人受付機と遠隔服薬指導ブース、待ち状況の可視化連携などで活躍しています。「薬急便 遠隔接客AIアシスタント/モバイルオーダー」を導入し、受付の自動化・混雑時の遠隔指導・サイネージやスマホでの待ち時間を確認する機能が実装されています。 - 会話からAIが薬歴を生成(https://www.medley.jp/release/20250901-1.html)
録音された患者さんとの服薬指導の内容から、AIがSOAP形式の薬歴の草稿を出力してくれます。それだけでなく、服薬指導前に薬歴に登録されている患者さんの基本情報や併用薬・既往歴なども参照し、薬剤師の服薬指導の情報整理などを補助してくれます。 - 顧客インサイト分析(https://www.fronteo.com/news/20221027)
FRONTEOの自然言語AI「Concept Encoder」で薬剤師と患者さんの会話記録を解析し、満足度・副作用などの隠れたニーズを抽出します。
早速生成AIを使ってみたいという方は、下のページでChatGPTの始め方を解説しているので、ぜひご覧ください。
他の有名どころの生成AIサービスも、同じような手順で始めることが可能です。