ChatGPTの「Work」とは?

先日のChatGPTのアップデートで、ChatGPTの「Chat」と「Work」が切り替えられるようになりました。

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というわけで(?)、今回はこの「Work」が何者なのかを解説します。

Chatとの違いは

Chatは、身も蓋もない事を言えば従来のChatGPTです。
「プロンプトを入力して何らかの形で回答を得る」というシンプルな仕組みで、チャットを通じて考えを深めたり、いろいろな情報を集めたりするときに最適です。

一方Workは、ユーザーが求めるものを完成させることが主目的です。
Chatでも単発の成果物(文書、画像など)を生成することは可能ですが、Workであれば、ユーザーのプロンプトからユーザーが求める形の最終成果物を完成させるまで動いてくれます。従来のエージェントモードやClaude Coworkに近いでしょうか。

具体例で説明しましょう

1. 画像付き文書を作成する

Chatで画像付き文書を作成しようと思った場合、「文書を生成→画像を生成(もしくはあらかじめ用意)→ドッキング」というステップが必要ですが、Workであればいっぺんにやってくれます。

試しに、以下のプロンプトを入力してみます。

https://www.anthropic.com/research/economic-index-june-2026-report

このレポートの内容を要約した文書を、Googleドキュメントで作成してください。その際、テキストの雰囲気に合う画像も3枚生成し、適切な位置に配置してください。また、文字数は3,000文字以内とします。

すると、5,6分で画像つきのGoogleドキュメントが完成しました。

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ChatGPT(GPT-5.6 Sol 中程度)で生成、成果物を一部抜粋
出典:Anthropic「Anthropic Economic Index report: Cadences」
https://www.anthropic.com/research/economic-index-june-2026-report

今回はChatGPTに画像まで生成してもらいましたが、こちら側であらかじめ画像を用意しておけばそれを使ってもらうことも可能なので、どうしても使いたい画像があるならあらかじめ添付しておきましょう。

2. ストーリーを与えて、マンガを作成する

Chatの場合は1枚ずつしか画像生成できない関係で、マンガを作成するのも大変でした。一方Workの場合は、ストーリーを与えて雰囲気・ページ数(画像の枚数)・画像1枚あたりのコマ数・レイアウトなどを指定すれば、全てのページの画像をひとつのプロンプトで生成してくれます。

試しに、以下のプロンプトで幼稚園児向けの絵本を作ってみましょう。

https://note.com/pharma_i_cist/n/n5a0ffb2cb1dd

この記事の「しまうまの マスク」の部分を、以下の条件で幼稚園児向け絵本にしてください。
・絵本は5ページで、1ページあたり1枚の画像にしてください(合計5枚の画像を生成する)。
・セリフやナレーションは横書きとし、吹き出しではなく、絵本のように自然に溶け込ませてください。
・主人公は添付しているおじさんとし、表情は一切変更しないでください。必要なら、記事中の画像をそのまま引用して構いません。

待つこと15分、無事完成しました。

あまりプロンプトにこだわらなくても、これくらいの出来にはなりました。
普段絵本やマンガを生成AIを使って制作されている方なら、もっと良い出来になるのではないでしょうか。

3. 箇条書きのメモから、SNS投稿用の文章と画像をまとめて作成する

先程も触れましたが、Workの場合は文章と画像を同時に生成してもらうことが可能です。

試しに以下のメモを与えて、夏の水分補給をテーマとしたSNS投稿用の文章と画像を生成してもらいましょう。

  • 最近暑くなってきた
  • 水分補給は1日1.5Lを目安に、こまめに飲んでほしい
  • 食事からも水分が摂れるから、水だけで1.5Lじゃなくてもいい
  • 日常的な水分補給はスポーツドリンクや経口補水液じゃなくてもいい

待つこと2分半、無事完成しました。

☀️ 暑い日は、のどが渇く前に水分補給を

夏の水分補給は、1日1.5L程度がひとつの目安です。

ただし、水だけで1.5L飲まなければならないわけではありません。みそ汁、スープ、果物、野菜など、食事に含まれる水分も水分補給の一部です。

普段の水分補給は、水やお茶で十分。スポーツドリンクや経口補水液は、たくさん汗をかいたときや、脱水が心配されるときなど、状況に応じて使い分けましょう。

一度にたくさん飲むのではなく、起床時、食事のとき、外出前後、入浴前後、就寝前などに、少しずつこまめに飲むのがおすすめです。

※必要な水分量は、体格、食事、運動量、気温などで変わります。医師から水分制限を指示されている方は、その指示を優先してください。

#熱中症予防 #水分補給 #夏の健康 #脱水予防 #健康情報

ChatGPT(GPT-5.6 Sol 中程度)で生成

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ChatGPT(GPT-5.6 Sol 中程度)で生成

概ねいい感じですね。
個人的には、テキストの「スポーツドリンクや経口補水液は〜」のくだりは、両者の役割を明確に分けて具体的に書いたほうが良い気がします。

あと、画像のスイカときゅうりは確かに夏の代名詞みたいなところがありますが、カリウムの摂取制限をされている方の場合は食べすぎると良くないので、SNSに投稿するという目的を考慮すると麦茶くらいに変更したほうが無難かもしれませんね。

複数の工程をまとめて任せたいときは、Workがおすすめ

今回の例のように、複数の工程を分割せずに1回の指示で完結させたい場合は、ChatよりWorkの方がおすすめです。
逆に、単純な情報収集や簡単な文章・画像の生成なら、Chatで十分だと思います。

それでもどちらを使うべきか迷ったときは、思い切ってChatで聞いてみましょう。
ChatGPTが適切に案内してくれるはずです。

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