子供の描いた絵に「魂」を吹き込むアプリを作る
「他の薬局にはない、生成AIを活用したサービス」の一例として、服薬指導までの待ち時間に子供の描いたイラストをグレードアップさせるアプリを、Google AI Studioで作成してみましょう。
用意するもの
①Google AI Studio
Googleアカウントはあらかじめ作成しておきましょう。
手順
①まずは、Google AI Studioにアクセスしましょう。
②左側のメニュー「Build」を選択しましょう。
③プロンプトを送信して待機しましょう。
あとは、プロンプト入力欄にプロンプトを「自然言語で」入力、送信して待つだけです。指示は具体的な方がいいですが、あまり細かく指定しすぎると、逆に意図した結果が得られないこともあります。
なので、ここはシンプルに「子供が描いた絵をアップロードすると、その絵を好きなスタイル(写実的、鉛筆画など)に変換できるアプリケーションを作成してください。」とだけ入力することにしましょう。
できたものが、こちら
いい感じです。早速イラストをアップロードしてみましょう。
数十秒待機して、完成したのがこちらです。
無事、子供向けの画像が完成しました。ね、簡単でしょう?
実際に使うには?
一番手っ取り早くてわかりやすいのは、URLを生成して専用端末でのみアクセスできる設定にするのが良いでしょう。あくまで待ち時間にのみ使えるようにするためです。
また、できた作品を親御さんのスマートフォンに保存できるように改良すると、よりよいアプリになるかもしれません。一度完成したアプリでも、「最後にQRコードを発行できるように」追加で指示をして、改良することも可能です。
料金は…?
また、調剤薬局が別途請求しない限りは、利用者側には一切課金されません。
使用量に応じて、薬局側にのみコスト(ほとんどAPI分)がかかります。
具体的にどれくらいかかるかは、1日の使用者数や生成する画像の大きさなどによって左右されるので、はっきりとしたことはお伝えできないので申し訳ないのですが、月600枚程度変換する場合は、おそらく日本円で4,000円弱になるのではないかと予想されます。
アイデアを手軽に実現できる時代
自然言語でコーディングやアプリケーション作成ができるようなシステムが増えており、まさに「コーディングの民主化」と言われる時代になっており、自分の「こんなことがしたい」「こういうことができたらいいのに」という希望を、簡単に実現できるようになりました。
ただ、外部に公開する際は注意が必要です。
コード自体に機密情報(APIキーなど)が含まれていたり、予期せぬバグで利用者に迷惑がかかったりする可能性があるので、コード内容が解読できるなら必ず確認し、自分で解読できないのであれば、詳しい人に見てもらうか、自分や職員でアプリを何度も使ってみてデバッグするようにしましょう。
もしくは、別の生成AIにコードなどを確認してもらっても良いかもしれません。
注意点はあるものの、自然言語から簡単なアプリケーションが生成できるのはとても便利です。皆さんも実現したいアイデアがある時は、ぜひGoogle AI Studioをお試しください。



