アドバイス23:最新情報は、生成AIだけで確認しないようにしましょう
基本的に、LLMは特定の時点(ナレッジカットオフ)までの知識までしか持ち合わせていません。
加えて、リリースされてから随時新たな知識を学習するわけでもありません。
最近の生成AIにはWeb検索機能が備わっているものが多いため、最新情報に関して質問した場合でも何らかの回答を生成してもらえることがありますが、それはLLMが学習した知識から回答を生成しているわけではなく、インターネット上の情報や与えられた資料の情報を組み合わせて回答を生成しているということは、知っておく必要があります。
最新のLLMだからといって、新しい知識を学習しているとは限らない
突然ですが、皆さんは2026年7月6日現在、GPT-5.5、Gemini 3.5 Flash、Claude Opus 4.8がどの時点の知識まで学習しているかをご存知でしょうか?
正解は…
- Gemini 3.5 Flash:2025年1月 [1]
- GPT-5.5:2025年12月1日 [2]
- Claude Opus 4.8:2026年1月 [3]
まででした。
記事「ナレッジカットオフ」”https://pharmacist-ai-notes.jp/2026/07/06/%e3%83%8a%e3%83%ac%e3%83%83%e3%82%b8%e3%82%ab%e3%83%83%e3%83%88%e3%82%aa%e3%83%95/“より一部引用
このように、比較的最近リリースされたLLMであっても、最近の知識は持ち合わせていないことがわかります。
新しいモデルが発表・リリースされたとしても、ナレッジカットオフが更新されるとは限らないのです。
Web検索機能も完璧ではない
身も蓋もない事を言えば、Web検索機能は生成AI側がユーザーのプロンプトに関連しそうな情報をインターネットで探し、それらの情報を集約・要約する形で回答に落とし込んでいます。
ただし、生成AIが引っ張ってきた情報源が信頼できる保証はありません。
先ほど「関連しそうな情報」という表現をしましたが、生成AIは情報源を探す時にその正確性や信頼性を検証しているわけではないため、その情報源が信頼できるか、および内容が正確であるかどうかは、私たちユーザー側が責任を持って検証する必要があります。
そのため、生成AIに対して最新情報を質問するときは、回答内に根拠が提示されていればその内容を参照し、根拠が提示されていなければ根拠の提示を求めたり自分で調査したりするなどして、回答の内容を確実にチェックするようにしましょう。
今回のまとめ

参考資料
[1] Gemini API「Gemini 3.5 Flash」
https://ai.google.dev/gemini-api/docs/models/gemini-3.5-flash
[2] OpenAI Developers「GPT-5.5」
https://developers.openai.com/api/docs/models/gpt-5.5
[3] Claude Platform Docs「Models overview」
https://platform.claude.com/docs/en/about-claude/models/overview