ChatGPT Canvasで、文章やコードを微調整する
皆さんは、ChatGPTに「Canvas」という機能があることをご存知でしょうか。Canvasは、ChatGPTと対話をしながら文章やコードをリアルタイムで編集できる機能です。
こう書くと通常のチャットと変わらないように見えるかもしれませんが、文章やコード部分を独立したウインドウで見ることができ、選択した部分だけを変更するよう細かく指示したり、自分で修正したりすることが可能です。
ちなみに、Canvasは最近登場した機能というわけではなく、だいぶ前から存在していた機能です。
ChatGPTで文章やコードを書くよう指示をすると、あえて指示をしなくてもCanvasモードになることがあるので、知らず知らずのうちに活用していた…という方もいらっしゃるしれません。
さっそく使ってみましょう
1. Canvasモードで指示をする
使い方は簡単で、「+」から「Canvas」を選んで、プロンプトを入力するだけです。

ただ、これは私の環境だけかもしれませんが、Canvasを選択していても内容によっては通常の回答のフォーマットのままになっていることもあるので、明確に「Canvasを使用」するよう指示したほうが確実かもしれません。

こんな形で出力されます。
「ダウンロードする」を選択すれば、PDF、Wordドキュメント(.docx)、Markdownドキュメント(.md)のいずれかでダウンロードできますが、内容を編集するときは「編集する」を選択しましょう。
2. 実際に編集する
先述の通り、ChatGPTに指示をせずとも自分で内容を修正することも可能ですが、せっかくなので今回はChatGPTに色々指示をしてみます。
まず、「右足からでも左足からでも問題ない」の部分を英語に翻訳してもらいましょう。翻訳したい文章を選択して、「ChatGPTに質問する」をクリックし、「英語に翻訳してください」と指示します。


無事翻訳されましたね。
さらに、右下の鉛筆マークにカーソルを合わせると、編集メニューが出現します。
先程と同様、文章の特定部分だけを選択した状態で編集メニューの項目を選べば、選択した部分のみに変更が適用されます。
- 絵文字を追加する:絵文字を単語単位・セクション単位、もしくはリスト部分限定で追加してくれる
- 最終仕上げを追加する:文章の内容を推敲して、最終仕上げをしてくれる
- 読解レベル:幼稚園児向け〜大学院生向けの範囲で、文章のレベルを変えてくれる
- 長さを調整する:文章の長さを整えてくれる
- 編集を提案する:文章をチェックして、編集したほうが良い場所を教えてくれる
【補足】
読解レベルと長さの調整はスライダーで選択する形式なので、選択後にアイコンを上下にドラッグして、好みの場所で「↑」をクリックすればOKです。
「編集を提案する」がイメージしづらいかもしれませんが、以下のような形でコメントを残してくれます。
変更前の状態に戻したくなった場合は、編集画面右上のミートボールメニュー(・・・)から「前のバージョン」を選択し、その後画面下から「このバージョンに戻す」を選べばOKです。


ChatGPTだけで文章の作成が完結させられます
ChatGPTに限らず、生成AIを活用すれば様々な文章を作成してもらうことが可能ですが、多くの場合追加で指示をして修正してもらったり、フォーマットに文章を貼り付けた後自分で微調整したりすることになります。
しかし今回紹介したChatGPTのCanvas機能であれば、自分で簡単に修正できる部分は直接手入力で修正できますし、ChatGPTの力を借りる場合でも内容を細かく選択して指示できます。
それに加え、編集に行き詰まったらその場でアドバイスをもらうこともできるので、ChatGPTの画面だけで文章の中身を完成させることが可能です。
ちなみに私は、英語のメールを返信するときにCanvas機能を使うことがあります(めったに来ませんが)。日本語のメールであれば勝手がわかりますが、英語のメールの場合はそうはいかないので、結構ChatGPTに頼っています。
…今更ですが、本当に便利な時代になりましたね。

