Geminiたちをフル活用して、これまでの自分のnoteを振り返る
noteを初めて約9ヶ月、記事数は約170本。
この内容をもとに、今回は以下のような流れで「振り返り資料」を作ろうと思います。
ステップ1. 今まで書いた全てのnoteの記事の文章をテキスト化する
ステップ2. テキストの内容をもとに、私のnote記事を分析してもらう
ステップ3. ステップ1.で生成したテキストと分析した内容をもとに、さまざまな資料を作成する
用意するもの
①Gemini(https://gemini.google.com/)
②NotebookLM(https://notebooklm.google.com/)
③Google Antigravity(https://antigravity.google/)
全て共通のGoogleアカウントで動かせます。
【補足】 Google Antigravityとは
Google Antigravity:https://antigravity.google/
自然言語で「こんな機能が欲しい」と伝えるだけで、生成AIが自動でコードを書いたり、エラーを見つけたりしてくれます。
- コードの自動生成:指示をもとに、タスク遂行のために必要なコーディングをしてくれます。
- 一箇所で作業ができるように:コードを書く画面、設定画面、実際にテストをする画面などがひとつにまとまり、作業がスムーズに進められます。
- 複数のAIを管理:いくつものAIアシスタントを同時に使って、様々な作業(デザイン担当、テスト担当など)を管理できます。
下準備
- 上記リンク先から、Google Antigravityのインストールを済ませておきましょう。
- 後々必要になるので、Antigravity用のフォルダをひとつ作成しておきましょう。
今回の例では、「Antigravity」という名前のフォルダを作成しています。
ステップ1. 全てのnoteの記事の文章をテキスト化
これに関しては、Google Antigravityのエージェント機能にお任せしようと思っていたのですが、noteにはこれまで書いた自分の記事をXMLでエクスポートする機能が存在することを思い出しました。
エージェントにサイトをわざわざ巡回してもらうのも微妙なので、今回はここで出力したXMLをもとに、レポートを作成してもらいます。
【ちなみに】
GeminiやNotebookLMに直接このXMLをアップロードすれば良いのでは?と思われたかもしれませんが、GeminiにXMLをアップロードしてもうまく解析してもらえず、NotebookLMにはそもそもアップロードできませんでした。
良い方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけますと幸いです。
しばらくするとダウンロードできるようになるので、指示に従ってダウンロードすれば、ステップ1. は完了です。
そして、このXMLファイルは下準備で作成したAntigravity用フォルダに入れておきましょう。
ステップ2. テキストの内容をもとに、私のnote記事を分析
初めてAntigravityを使う場合は、「Open Folder」という青いボタンが表示されていると思います。下準備で作成したAntigravity用のフォルダを選択すればOKです。
基本的には、右側のチャット欄に指示を入力して作業をしてもらう形になります。今回は、先ほどエクスポートしたXMLファイル(あらかじめAntigravity用のフォルダに配置しておく)をコンテキスト(情報)として使用するので、チャット欄の「+」ボタンからXMLを添付しましょう。
ちなみに、Geminiだけでなく、他のモデルを選択することも可能です。
コーディングならClaude…といきたいところですが、今回は100万トークンに達しそうなXMLファイルを解析してもらうので、Gemini 3 Pro(High)にお願いすることにしました。
ファイルの添付が終わったら、以下のようなプロンプトを入力します。
添付されているXMLファイル “***.xml” は、これまでに私がnoteに投稿した全ての記事の内容をまとめたものになります。
このファイルから全てのタイトルと本文を取得し、その内容を分析し、私の活動内容、興味関心、専門性(薬剤師・AI)に関する包括的なポートフォリオ(記録)をMarkdown形式で作成してください。
あくまで一例なので、もっと良い案があるようでしたら、オリジナルのプロンプトを入力しましょう。
入力が終わったら、「→」をクリックすれば、エージェントが動き始めます。
その間Pythonでいろいろなことをしてくれますが、途中で青色の「Accept」ボタンが出現することがあります。内容を確認して、問題なければAcceptをクリックして進めましょう。
何を聞かれているのかわからない場合は、その内容をGeminiに聞いてみてから進めると良いかもしれません。
少し待つと、レポートが完成します。
完成したレポートは、最初に作成したAntigravity用フォルダに格納されています。もしマークダウンで出力されていなかった場合は、追加で「マークダウン形式で出力してください」と指示すれば、拡張子が「.md」のファイルが保存されます。
ステップ3. 分析した内容をもとに、さまざまな資料を作成する
さあ、ここからが楽しいところです。
ステップ2. で作成したテキストに加え、ステップ1. でエクスポートしたXMLファイルをマークダウン形式に変換してもらった「今までの記事全文テキスト」も、NotebookLMにアップしました。
これをもとに、「フラッシュカード」「クイズ」「インフォグラフィック」「スライド」の4種類を作成してもらいました。
実は音声解説や動画解説も裏でこっそり作成していますが、今回の記事には掲載しません(長くて重いので)。
3-1 私の記事の内容をもとに、フラッシュカード・クイズを作る
インフォグラフィックやスライド生成に埋もれがちですが、個人的にはフラッシュカード(単語帳)やクイズを作成する機能も推したいところです。
これまで私が書いてきた記事の内容をもとに、これらのコンテンツを作成します。
フラッシュカードやクイズは、私が今まで書いてきた記事の内容を振り返る(復習)と言う意味では、非常に有用な資料となります。
作成するとは言っても、ソースとして私の記事のテキストを選択してボタンを押すだけです。簡単ですね。
難易度調整もできるので、今回は両方とも「難しい」にしてみました。
◎フラッシュカードの例
書いた本人じゃないと解答できないレベルで難しいです。
ただ、書いた本人にとっては、今まで触れた研究・論文の内容や自分の主張の内容を振り返るための良い資料といえます。
◎クイズの例
書いた本人じゃないと解答できないレベルで難しいです。
ただ、これもフラッシュカードと同様で、今までのnoteを振り返るための良い資料といえます。
ちなみに今回作成されたクイズは31問です。
まあ、自分が今まで書いてきた記事をもとに生成されたクイズなので、私が解答したら全問正解になってしまい、面白みに欠けるかもしれませんが…。
3-2 インフォグラフィックを作る
さあ、インフォグラフィックを作っていきましょう。
とりあえず、何も考えずに試しにひとつ作ってもらったものが、こちらです。
まあ、note記事自体の傾向を分析した結果を的確にまとめてくれていますので、これで完成でも良いのですが、もう少し手を加えてみましょう。
インフォグラフィックを作成する際に追加で指示をすることができるので、レイアウトと内容をこちらで指定することにします。
すでに有識者の方々が非常に洗練された指示の方法を提案してくださっていますので、それを参考にしても良かったのですが、せっかくなので私らしい「力技」で解決を試みます。
具体的に何をするのかと言うと、

Geminiにこの画像を見せて、以下のプロンプトを入力し、NotebookLM用の追加指示を生成してもらいます。
添付している画像のレイアウトを参考にして、添付資料の内容からインフォグラフィックを生成するための追加指示を生成してください。
画像の番号には、それぞれ以下の情報を入れてください。
なお、通し番号(①〜⑥)や情報元の記述は不要です。
①タイトル
②サブタイトル(文章1行で)
③著者プロフィールとバックグラウンド
④AI活用において「大事にしていること」
⑤AI活用における「注意点・警鐘」
⑥AI全盛時代に「薬剤師に求められるスキル」
ちなみに、資料を提示すればGemini上でそのままインフォグラフィックを作成してもらうことも可能です。が、あえてNotebookLMでやります。
Geminiに生成してもらった追加指示案をそのままNotebookLMに貼り付けて、改めてインフォグラフィックを生成してもらった結果がこちらです。
というわけで、少々地味になりましたが、「これまでのnote記事を踏まえた、私の考えの整理」という意味では、見やすい画像になったのではないかと思います。
3-3 スライドを作る
実際にプレゼンテーションをするわけではないので、ガチガチの資料というよりは、カジュアルな「振り返り資料」を作ろうと思います。
やることは、資料を選択してスライド作成をクリックするだけです。レイアウトはともかく、内容に関してはあえて細かく指示しないほうが、意外と的確な分析スライドになります(あくまで個人の感想です)。
完成したスライドを全て掲載しても良いのですが、あまり画像が多くなってもアレなので、スライドの中から数枚を抜粋して掲載します。
ものすごく盛ってくれてますね。ニヤニヤしてしまいます。
細かい部分(文字の詳細など)を見ると粗は目立ちますが、こういったカジュアルな用途で使用する分には十分な出来と言えるでしょう。
最後に、全ての情報をまとめます
ステップ2. で作成した分析資料、ステップ3. で作成した色々な資料を全て使った、私の軌跡をまとめた作品を完成させます。
資料を全てGeminiに投入し、Canvas機能で私のnoteの軌跡をまとめてもらいました。
かなりそれっぽくなりましたね。
もっとできることはありそうですが、ひとまずこれで終了としておきましょう。
Geminiをフル活用して、1年を振り返ってみませんか?
このようにGeminiや関連ツールを活用することで、色々な種類の振り返りの資料を作成することができます。
今回はnoteの記事を使いましたが、Googleカレンダーのデータでも良いですし、スマートウォッチのデータやその他自分の日記・メモでも大丈夫です。それを生成AIに提供すれば、様々な形でまとめ資料を作成してくれるでしょう。
ただし、機密情報や個人情報はアップロードしないように注意しましょう。
















