ChatGPTのプロンプトを改良する
https://cookbook.openai.com/examples/gpt-5/gpt-5-2_prompting_guide
こちらのWebサイトは、GPT-5.2でプロンプトを入力するときのポイントをまとめてくれています。
簡潔にまとめると、GPT-5.2は従来モデルよりも「指示に忠実」かつ「冗長性が低い」という特徴があるため、それらを活かす設計が重要とされています。
もっと詳しく説明すると、
出力の長さと形式を厳密に制御する
- 具体的な分量指示を与える:「簡潔に」だけでなく、「3〜5文で」「箇条書き5つ以内で」といった具体的な数値基準を設けると、意図通りの長さに収まりやすくなります。
- 構造化を指示する:複雑なタスクの場合、「短い概要段落の後に、変更点・リスク・次のステップを箇条書きで」のように、回答の構成を指定すると可読性が上がります。
余計な拡張を防ぐ(スコープ管理)
- 「やらないこと」を明記する:特にコーディングやデザイン、文書作成において、GPT-5.2は指示に忠実ですが、念のため「ユーザーが要求した機能のみを実装すること」「余計な装飾や機能追加は禁止」と明示することで、スコープの拡大を確実に防げます。
正確性と根拠の確保
- 曖昧な場合の挙動を定義する:情報が不足している時に勝手に推測させず、「明確化のための質問をする」か、「仮定であることを明記して複数の解釈を提示する」よう指示します。
- 根拠の明示:「提供されたコンテキストに基づいて回答せよ」という指示に加え、不確実な場合は「詳細は変更されている可能性がある」と注釈をつけるよう指示し、数字や事実の捏造(ハルシネーション)を防ぎます。
長文・複雑なタスクの処理
- 要約と再確認のステップを入れる:長いドキュメント(1万トークン以上など)を扱う場合、回答の前に「関連セクションの短いアウトラインを作成」させたり、「制約条件を再確認」させたりすることで、情報の見落としを減らせます。
- 引用元の特定:回答内で「◯◯のセクションによると」のように、情報の出処を明示させると信頼性が高まります。
ツール利用とデータ抽出
- ツール利用の判断基準を示す:「最新情報や特定のIDが必要な場合はツール(検索やDB参照)を使い、一般的な知識の場合は内部知識を使う」といった使い分けのルールをプロンプトに含めます。
- データ抽出はスキーマに従わせる:PDFや表から情報を抽出する際は、出力のJSON形式(スキーマ)を提示し、該当データがない場合は推測せず「null」を出力するよう厳命します。
ということなのですが、これを見て自分でプロンプトを設計するのは大変です。
そこで、今回はOpenAI Platformで公開されている「プロンプトジェネレーター(Optimizer)」を活用してみましょう。
用意するもの
①プロンプト
どんなものでもいいです。新たに考えたものでも、今まで愛用していたものでも構いません。
②ChatGPT(OpenAI)のアカウント
手順の説明
1. 下記Webサイトにアクセスして、ログインする
https://platform.openai.com/chat/edit?models=gpt-5&optimize=true
ログインは、ChatGPTのアカウントでOKです。
2. プロンプトを入力し、「Optimize」をクリック

モデルは、実際に使用するモデルを選択しましょう。
基本的にChatGPTのアプリ上で使うのであれば、最新モデルを選択しておけば問題ありません。
2025年12月時点では、「GPT-5.2」が最新になりますので、「Optimize for GPT-5.2」を選択しましょう。
プロンプトは、普段入力している自然言語の形式で構いません。整形する必要はありませんし、形を整える必要もありません。
入力を終えて「Optimize」をクリックすると、プロンプトの生成が始まります。
3. 少し待つと、改良されたプロンプトが出力されます

出力されたプロンプトは、そのままコピーして使うことができます。
これで作業は終了になります。
ChatGPTで、思った通りの出力にならないと思った時にお試しください
GPTに限った話ではないのですが、モデルのアップデートにより、最適なプロンプトの形も変わってきます。
その度に新しいプロンプトを考えるのは難しいので、ChatGPTユーザーの方は、プロンプトの設計に迷ったときはこのサイトでプロンプトを生成すると良いでしょう。
ただし、プロンプトも含めて、出力の内容は必ず確認するようにしましょう。