NotebookLMの「フラッシュカード」と「テスト」

資料やマニュアルの管理に便利なNotebookLMですが、このたび「フラッシュカード」「テスト」の項目が追加されました。
- フラッシュカード:アップロードした資料の内容をもとに、単語カードを作ってくれます。
- テスト:アップロードした資料の内容をもとに、4択のテストを作成してくれます。
少し前に、「レポート」の項目に学習ガイドという選択肢が追加されていましたが、上記の機能も加わって、NotebookLMがさらに学習の補助に役立つツールとなりました。
用意するもの
①Opal(https://opal.google/)
今回の主役です。Googleアカウントでのログインが必要です。
試しに使ってみましょう
早速、私が個人的に使っているノートブックを使って、フラッシュカードとテストを作ってもらいました。
冒頭画像のメニューから「フラッシュカード」を選択すれば、フラッシュカードの作成画面に移れます。

色々と指示ができるようですが、とりあえず何も入力せずデフォルトで作ってもらいます。
(ちなみに、テストでも同様の設定画面が出ます)
そして、少し待つとフラッシュカードが完成しました。

単語帳完成!77枚生成してくれました。
ちなみに、青枠は私の不手際で表示されているだけで、実際は表示されていません。

クリックするなどして裏返すと、解答が表示されます。
そして、「説明」ボタンがあるのでクリックしてみると、

このように、丁寧な解説が出力されます。
一応補足しておくと、このフラッシュカードの解説はアップロードされたソース(資料など)をもとに出力されるため、解説の質はアップロードする資料の質に大きく左右されることに注意が必要です。
同様に、テストも作成してみましょう。

4択クイズが15個できました。

こんな感じで簡単な解説も出力してくれます。
そして、先ほどのフラッシュカードと同様「説明」をクリックすると、

このように、チャット欄に解説が出力されました。
便利ですが、注意事項もあります
先ほどちらっと触れましたが、NotebookLMに資料をアップロードする前に、その内容に相違がないことを確認してからアップロードしましょう。
NotebookLMはいわゆる「RAG」を活用したツールのため、良くも悪くも、アップロードされた資料の内容に忠実な回答を生成します。
ハルシネーションが少ないことは大きなメリットでもあるのですが、それは資料の内容が正確であることが大前提です。回答の内容のチェックももちろん必要ですが、それ以上に資料アップロード前のチェックを重点的にしておきましょう。
あとは、個人情報や機密情報をアップロードしないようにしましょう。
生成AIを上手に活用して、勉強や研修のお供に
今回紹介したNotebookLMの新機能は、調剤薬局の研修でも活用できるでしょう。
薬局独自の(機密情報は含まない)マニュアルや研修資料をアップロードし、それをもとに作成したフラッシュカードやテストを繰り返しトライしてもらうことで、理解が深まると思います。
NotebookLMに限らず、生成AIは勉強や研修のサポート役になってくれます。
今回の例のようにフラッシュカードやテストを作ってもらっても良いですし、行き詰まった時に生成AIにヒントをもらったり、知識を他の科目・領域で応用する方法を質問して、どんどん科目・領域間を横断する形で知識をつなげていったり…と、活用の仕方は無限大です。
最初から回答だけを出力してもらう使い方は非常に勿体無いです。
考える力が醸成されないというデメリットもありますが、それよりも、生成AIの出力から得られる可能性があった、新たな発見を見逃してしまう「機会損失」のデメリットの方が大きいと思います。
生成AIからの何気ないヒントや新しい知識が、もしかしたら自分の人生に大きな影響を与えることになる可能性もあるのです。そう想像すると、なんだかワクワクしませんか?
…話がそれましたが、NotebookLMは誰でも簡単に使えますから、皆さんもぜひこの新機能を試してみてください。